メルカリで売れる写真とは?1000個以上売った私が撮影のポイントを解説!


メルカリで出品したいけど、写真がうまくとれない・・



メルカリなどのオンラインサイトは画像によって売れ行きが変わるから、とても大事な要素だね!今回はメルカリで売れるためのポイントを紹介していくからぜひ参考にしてね!特にせどりで稼ぎたい人にとっては大切な要素だからしっかり習得しよう!
今回はメルカリでの例ですが、ヤフオクやその他のECサイトでもポイントは同じです
メルカリでの写真撮影の重要性



まずは実際に私がメルカリで仕入れてメルカリで販売した実例をお見せします


メルカリ仕入れ


メルカリ販売
こちらの商品はリペアも何もせず届いた商品をそのまま出品しました。出品してから1か月以内で売れたので回転率も良いです。同じプラットフォームのメルカリでもこんなに価格が変わるのは、やはり写真の違いが大きいということがわかって頂けたと思います。またこれだけではなく他にもメルカリで仕入れてそのままメルカリで販売して売れた商品は多くあります。
- 仕入れ4391円⇒売却17000円:利益10699円(出品してから20日で売却)
- 仕入れ8000円⇒売却15000円:利益5,050円(出品してから21日で売却)
このようにメルカリなどのオンラインサイトでは実物が確認できないため、購入者にとっては商品の写真が非常に重要です。
同じ商品でも暗くて角度も適当、ピンボケしている写真と自然な明るさで商品の配置も綺麗、ロゴなどもしっかり写っている写真があったら、皆さんならどちらの出品者から購入したいですか?
ほとんどの方が後者だと思います。多少高くても綺麗にみえる商品から買いたいと思うはずです。
自分が欲しい商品が複数出品されていたときに1番安いものを選ぶよりかは、自分が出せる予算内で状態ができるだけ綺麗なものを選ぶ人が多いと思います。
そのためには同じ商品でもどれだけ写真で魅力的に見せるかということが非常に大切なのです。
先ほどの写真の例では商品自体は悪くないのに写真がやや暗かったので、なんとなく状態が悪そうという先入観が働いてしまい、売れ残っていたのだと思います。



写真だけでこんなにも価格に差が出るなんて知らなかった!!



同じ商品を扱っていても写真の違いで利益額が変わるということがわかったと思います。ここからは具体的に写真を撮るときのポイントを解説していくよ!
メルカリで撮るときのポイントとは?


ここからは私が写真撮影のときに意識しているポイントをまとめてみました。実際の写真も載せているので参考にしながら撮影すればすぐに売れる写真が撮れるようになりますよ!



まずは全ての商品に共通して意識するポイントをまとめたよ
1枚目(サムネイル)が大切
まずは商品をクリックしてもらうために1枚目の画像(=サムネイル)にはこだわりましょう。
メルカリでは商品を検索するときにサムネイルが一覧で表示されます。PCだとサムネイル+タイトル、スマホではサムネイルのみが表示されます。商品が売れるためには、まずサムネイルで「この商品良さそう!」と思ってもらってクリックしてもらうことが大事です。
では実際にサムネイルを撮るときのポイントを解説します。難しい場合は自分がメルカリなどでみて良いなと思う出品者の写真の撮り方をそのままマネしてもOKです。
私の場合は次のことを意識してサムネイルを撮影しています。
- 購入するターゲット層に合わせた背景、小物を選ぶ
- 人の目線を意識したZライン上に商品を置く
- スマホの一覧でみても商品がわかるような大きさで撮影する
- ポイントは画像にコメントで追加する
サムネイルは商品がわかりやすく、更にその商品のターゲット層に合わせた写真の撮り方を意識すると、より魅力的に映ります。
例えばメンズのビジネスバッグであれば周りはシンプルに、可愛らしいイメージのブランドであれば周りにお花などの小物を置くなど、ブランド+購入するターゲット層に合わせることが大事です。メンズ向けなのに周りにお花などの装飾をすると購買意欲は下がってしまいます。色んなパターンのサムネイルを載せますので、自分が出す商品に合わせたサムネイルを参考にしてみてください
サムネイルパターン例
画像は5枚以上撮ろう
商品の魅力を引き出すために、複数の角度から撮影することが重要です。枚数が少ないと状態が悪い部分があるのではないかと不安になり購入までいかない場合が多いです。最低限、外観全体はわかるように撮影をしましょう。商品によりますが、以下の部分は最低限撮影しておきましょう
- 正面
- 背面
- 左右側面
- 底面
- 四つ角
- 内側、持ち手、金具、ダメージなど
バッグの撮影例
財布の撮影例
ワンピースの撮影例



2枚目はトルソーの画像を載せていますが省略してもOKです!
画像が多すぎる場合や細かい部分を撮影した場合は編集して1枚にまとめると見やすいです。
私はピクコラージュ(PicCollage)というアプリを利用して画像編集を行っています。無料使用の場合はピクコラージュのロゴが右下に表示されます。有料の場合(3900円/年額)はロゴは表示されません。私は複数枚を1枚にまとめたり、文字を入れたりする際にロゴが気になり途中から有料に変更しました。無料で使用してみて文字が気になる方は有料に申し込むことをオススメします。
撮影サイズ&ガイド線を活用しよう
メルカリでは商品の画像サイズが1:1の正方形になっています。通常のスマホで撮影すると縦長の画像になってしまうので、スマホの撮影サイズを1:1に変更してから撮影しましょう。メルカリアプリからそのまま撮影することもできるのですが、画質や明るさの調整などできないことが多いので、スマホで撮影した画像をメルカリにアップロードするようにしましょう。
商品の配置は真ん中になるように注意しましょう。後から加工や編集をするために少し余白をとるのはOKですが、メインは商品なので、商品が1番大きくわかりやすく映るように撮影しましょう。
その際にスマホの設定でガイド線が出せるのでガイド線を出すと、水平や左右の余白、真ん中の配置がわかりやすいので、ガイド線を出した状態で撮影しましょう。


色味を統一させよう
撮影する際には、できる限り自然な光を利用し、商品の色味を忠実に再現しましょう。
光の当たり方によって色味が変化することがあるので撮影する際はまとめて撮ってしまうことをおススメします。太陽が入る部屋でお昼に自然光で撮るのが1番なのですが、中々それも難しいと思うので、私は撮影ボックスを購入し、その中で撮影しています。背景も気にしなくて良いので撮影時間の短縮にもつながります。
私が利用している撮影ボックス
ビジネスバッグなども撮影する場合にはこの大きさのものを購入しましょう。


上記より小さめのサイズ(小物用)
財布や小さめのバッグを扱う場合には下記くらいの大きさで十分だと思います


また撮影ボックス内でも撮影する角度によって色味が変化したりするのでその場合はスマホの撮影モードをマニュアルに設定して明るさを調整しましょう。最後にすべての写真で商品の色味が統一されているかを確認しておきましょう。
ロゴや型番を撮ろう
メーカーやブランドのロゴがある場合はしっかりアップで撮影しましょう。ピンボケしていたり遠くからの撮影では認識できないので、購入する側が不安になります。特にブランド商品は偽物やコピー商品も流通しているので、きちんと安心して購入してもらうためにロゴや型番などが記載されているものはしっかり撮影しておきましょう。


ダメージや傷をしっかりと載せよう
商品の状態を正確に伝えるためには、ダメージや傷などの部分もしっかり載せておくことが大切です。私もメルカリで商品を購入して写真に載っていないダメージがあり返品をしたことがあります。



返品作業って精神的にすごく疲れる・・
そのためにも外側の擦れや傷、ハンドルのコバ剥げや芯折れなど写真ではわかりづらいところもダメージがある場合はしっかり撮影しておきましょう。またロゴなどがゴールドの場合はメッキ剥がれがないかどうかも大切なポイントです。写真では撮影する角度によってゴールドの色味が変化するので、しっかり実物と変わらない状態で撮影するように心がけましょう。
ダメージがない美品の状態であれば、綺麗であるアピールにもなりますので、バッグであれば四つ角、財布であれば小銭入れ、洋服であれば首元などダメージが起こりやすい場所を撮影しておくと売れ行きが上がります。
- バッグ:四つ角、コバ剥げ、ひび割れ、ハンドルコバ剥げ、芯折れ、内側汚れ、金具傷など
- 財布:四つ角、ロゴ剥げ、小銭入れ汚れ、ファスナー引き手
- 洋服:襟元、手首回り、脇内側、インナー、虫食い、色あせ
バッグを撮るときのポイントとは?
形を整えて自立した状態で撮影しよう
バッグの種類にもよりますが、マチがあり形がしっかりしたものは平置きより自立させた状態で撮影した方が綺麗に見えます。
小さなサイズやマチがないものは平置きでもOKですが、マチがあるものは自立させた方が立体感がでて綺麗に見えます。また素材が柔らかく自立では形が綺麗にならないものは、内側にプチプチや新聞紙などを詰めて形を整えるだけでも印象が変わるので試してみてください。
ハンドルも下に垂らすよりは持っているときのイメージに近づけるために上にあげた状態で撮影しましょう。先ほどのサムネイルを確認してみてください。自立させているものは全てハンドルも上げています。ハンドルがしっかりしていれば二つを合わせると上で固定されたりしますが、難しい場合は撮影スタンドを使用すると簡単に撮影できます。
撮影スタンド使用した場合




ディテールポイントをアピールしよう


商品特有のデザインやロゴがある場合はしっかり撮影してアピールしましょう
金具の形がブランドモチーフになっていたり、金具にロゴの刻印がある場合はその部分も撮影してアピールすると購買意欲がアップされます



細かい部分まで撮影していると購入者からの信頼度も上がるので同じ商品で同じ価格帯だった場合にこちらから購入してくれる可能性が上がります
細かい部分を撮影するときにどうしても手が入ってしまうのですが、どうしても生活感が出てしまうので白手袋をつけることをオススメします。それだけで清潔感が出るので購入しておきましょう
私は下記の商品をamazonで購入しています。汚れがついてきたら付け替えて清潔感を常に出しておきましょう


サイズ感や持ち方を想像させる
バッグのサイズ感や持ち方を想像させるために、実際に使用する人のイメージを提供しましょう。
ビジネス向けで多収納がアピールポイントであればA4ファイルやスマホ、手帳、財布、ペンなどを入れた状態で撮影をしたり、肩掛けしやすい長めのハンドルであれば実際に肩掛けした状態で撮影したりすると購入した後のイメージがついて、購買意欲が上がります。
私はショルダーバッグなどの場合はトルソーにかけて実際の使用イメージを掴んでもらうような工夫をしています




財布を撮るときのポイントとは?
ロゴがわかるように撮る
財布は正面にブランドロゴがデザインされている場合が多いです。そこはアピールポイントになるのでしっかり拡大した状態でも撮影しましょう。そこの部分のダメージが気になる方も多いので、傷があればしっかり載せ、綺麗な場合は、しっかり綺麗な状態を撮影して購買意欲を上げましょう。
財布の収納力や使い勝手を伝える
財布は収納部分も大切ですので、使い勝手を伝えるために、内側やポケットなども画像に載せておきましょう。
実際に自分が今使っている財布と比較してどうか、カードは十分収まるかなど気になる人も多いです。
外側にポケットや小銭入れがあると便利なので、アピールポイントはしっかり撮影しておきましょう。








- カードポケットの数
- オープンポケットの数
- 外側収納
- 小銭入れの場所、小銭入れ内の仕切り
素材やデザインを際立たせる


財布はレザーやエナメル、PVC、キャンバスなど様々な素材が使用されています。全体の画像だけではその判断が付きにくいことも多いので、しっかり素材がわかるように素材だけに特化した画像を1枚載せておくと安心です。
高級感や使うたびに味がでるレザー、撥水加工が強く傷がつきにくいPVCなどそれぞれに特徴があり、各素材を好む購入者がいるので、その方にしっかりアピールできるようにしておきましょう。
洋服を撮るときのポイントとは?
色味や柄を忠実に再現する
洋服の色味や柄が実物と同じになるように光の調整に意識しましょう。
綺麗にみせるために加工や編集はOKですが、色味が変わってしまうと届いたときに「イメージと違った」と言われて返品される可能性があります。光の調整や色彩度を調整したときは全体の画像をみて色味が統一されているか、実物と変わらないかをきちんとチェックした上で出品しましょう。
黒色は光の加減で色あせて見えることがあるので、光を調整してきっちり黒色に映っているか確認しましょう
どうしても光の加減が調節できず色味が異なってしまう場合は、1番近い色味の画像を商品説明で記載しておくと安心です。
柄も細かいデザインであればわかりづらい場合があるので、近くで撮影した画像も載せておくと安心です。デザインはアピールポイントになる部分なので、デザイン性があるものなどはしっかり撮影して購買意欲を上げましょう。








素材の特徴を撮影しよう
洋服の状態や素材の特徴を伝えるために、近くで撮影した画像を載せておきましょう。
特に洋服は季節によって素材が異なるので、どのような素材を使用しているかは気になる部分です。高級なカシミヤなどを使用している場合はもちろんのこと、サラサラとした素材のポリエステル、着やすい綿、ナチュラル系に人気のリネンなど、それぞれの特徴があるので、そこをしっかり押さえることが大切です。
素材タグも合わせて撮影しておくと信頼感が増すので撮影しておきましょう。
画像で伝わりづらい場合はサムネイルに文字を入れてアピールするのもオススメです




着用イメージを提供する


洋服を実際に着用したイメージを提供することで、購買意欲を刺激しましょう。
洋服は平置きかトルソー(マネキン)に着せる、ハンガー撮影するの3パターンに大きく分かれます。
トップスや古着などはハンガーが多く、ワンピースやコートなどのロング丈のものは平置きやトルソーが多いのですが、私のオススメはトルソーです。
平置きでも魅力的な写真は多く、周りに小物を置いたりバッグを付けたりして華やかに見せることで購買意欲を上げることができるのですが、実際に撮影するとトルソーの方が圧倒的に楽です。
平置きの場合は、自分でシルエットを整えて、さらに背面の場合もまた整えて、周りの小物の位置も調整して、、など慣れるまでは意識しなければいけないことが多いです。さらに部屋の面積もとります。少なくとも5-6畳くらいは取られるので、周りの生活感あるものが映り込まないように注意しなければいけません。
その点、トルソーの場合は、1回着せてしまえば、くるくる回して写真を撮影するだけでよく、立体感がでるので、より着用イメージが付きやすいです。シルエットも自分で調整する必要がないので初心者の方には平置きよりトルソーの方をオススメします。またトルソーの場合は背景だけ気にすれば良いので、壁紙を1枚貼っておけば、いつでも撮影でき、トルソー自体も動かせ、実際の面積自体は一人分が立てる場所があれば十分なので、意外と省スペースですみます。
実際に平置きとトルソーどちらが高く売れるのか検証したことがあるのですが、私の検証ではどちらも大差はなく、販売額やいいねの付き方など変わらなかったので、効率よく撮影できるトルソーを今は採用しています。
トルソーでの撮影例




まとめ
写真撮影は実物が見れないオンライン販売において非常に重要です。全体的に意識するポイント、バッグ、財布、洋服など、商品ごとに抑えるべきポイントをこの記事では解説しました。今まで試行錯誤しながら現在の撮影方法にいきつきましたが、実際に撮影した商品は他の人と比較しても高値売りができています。是非、この記事のポイントを参考にして他の出品者との差別化をし、利益を出していきましょう。